2025/10/04(土)fmlにスクリプトを組み込む方法
メーリングリストfmlのカスタマイズ
さくらインターネットの場合です。多少、UNIX(Linux)の知識が必要なので、尻込みする人がいるかもですが、たいした操作はしないので、手順とおりやれば大丈夫です。
まず該当のメーリングリストの cfファイル をダウンロードして加工します。
cf ファイル の場所は以下のとおりで、ftpアプリ等でダウンロードしましょう。
/home/<アカウント名>/fml/spool/ml/<メーリングリスト名>
cf ファイルに拡張子はついていないので、テキストエディタで無理矢理開きます。
cfファイルの最後のほうに、以下の記述があります。
# YOU CAN EDIT MANUALLY AFTER HERE.この直後に、目的のスクリプトをコピペします。そしてアップロードして元の場所に戻しましょう。
※この際、ファイルの中に、日本語でコメントを残さないのが無難です。
※仮に日本語を使う必要があるのであれば、保存文字コードに気を使ってください。UTF-8が無難でしょう。
その後、SSHクライアント*1でサーバーに接続し、以下のコマンドを順に実行します。
(これが Unixのコマンドです。)
cd fml/spool/ml/<mailing list><mailing list>のところは、メーリングリストの@から左の部分です。
make config.ph
cdは、change directory のコマンドであり、そのディレクトリ(フォルダ)の場所まで移動するコマンドです。
うまく移動できなければ、lsコマンド*2も利用して、cfファイルがある場所まで到着してください。
そのうえで、
make config.phとします。これでfmlにさきほどのスクリプトが組み込まれました。
エラーがでていなければOKです。
動作確認をしてみましょう。
makeしてから反映までしばらく時間がかかることもあるようです。
参考にさせていただいたサイト
さくらインターネットでメーリングリストを開設したら最初にするべきことさくらメーリングリストにおけるreply-to設定 on fml